【なぜココロとカラダのセッションを始めたのか?】

自分のトラウマ(精神外傷)の体験


 私は若いころは自分の感情は自分の意識でコントロールできると信じていました。ところが自分の意識でコントロールできない出来事に出会いました。

 それは20代後半、それまでに女性と付き合ったことはあったんですが、好きから、愛してると感じた瞬間に今まで感じた事のない感情に振り回されるようになってしまったのです。

 彼女が私の友人と会話している姿を見て、訳もなく込み上げて来る感情が、怒り・焦り・混乱でした。そのときに彼女が私のそばに来たときに発した言葉は、「何の話をしてたんや」と怒った口調で言ってました。

 冷静な私は、「世間話に決まってるやん」と思っていたのですが、感情は高まり、目つきはきつく睨んでいるのが自分でもわかりました。その時、私は嫉妬の感情に取り付かれていたのです。理性と感情が完全にズレているのです。

 理性は、彼女と私が付き合っていることも、彼が誰が好きなのかを知っていましたし、彼がちょっかいをかけるような人ではないこともわかってました。にもかかわらず私のココロもカラダも、すごく動揺していました。

 人を愛せるようになって良かったと最初は、笑えていたのですが、半年経っても、彼女が、男性と会話している場面を見ると、自分のカラダがアドレナリンを分泌し、顔はこわばり手先が震える感じがありました。

 これはトラウマだと気付いてはいたのですが原因がわからず戸惑っていました。何が起きているのかを自分に問いかけたときにふと思い出したのが、私が1歳前後のころに両親がスーパーの経営を初め、兄は一緒に連れて行ってもらい私だけ祖父母に預けられたときの事を思い出しました。

 そして、彼女にお願いをして、自ら1歳ごろの自分に年齢退行し、彼女にケアーをお願いしました。1歳ぐらいに戻った頃に、突然、、「お母さんそばにいて」「抱きしめて」「怖い」「さみしい」と言いながら泣き出し、1時間半泣き続けました。そして、突然、呼吸が整い、泣くのが止まりました。

 彼女が男性と会話している場面など自分が嫉妬しそうな場面をイメージしても、アドレナリンは出ないし、嫉妬心が起こらなくなったのです。トラウマからの開放でした

 私の中で起きていた感情は、愛する人を失う恐怖(嫉妬)だったのです。そして、私が愛されなくなることを恐れて愛する人に私を愛し続けろという怒り(支配)でした。

 過去の再体験・感情の表現・優しくケアーしてもらったことによってトラウマから開放されたのです。

 但し、このやり方は、普通の方には抵抗感があり、時間がかかり過ぎるので一般的には難しいと思い、いろんなトラウマの解消方法を学び、検証してきました。

 あるときに気付いたのは、エネルギーフィールドに穴が開いていることがわかったのです。トラウマに関係する出来事を思い出すと、そのエネルギーフィールド穴が浮上したとき、マイナスの感情を感じ、思考・行動が混乱するのです。その穴に手を当てて、トラウマに関係する出来事を思い出してもマイナスの感情を感じず、思考・行動も混乱しないことが、わかったのです。 

 このエネルギーフィールドの穴をエネルギーで埋めていくことで、トラウマの反応がおきなることがわかりこの方法をベースにより的確により深く癒し、トラウマの開放の施術を行っています。

 

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