7.自分の人生に責任を取る

            (選択・決断・最善を尽くす・被害者にならない=プラスに受け取る)

 

(責任を取る) 

 日本人の感性でいうところの責任という言葉は非常に重く嫌な感じです。責めを任める(=役割)を取る、

日本人のイメージでは責任を取るとは、怒られる・責められる・裁かれる・辞職・切腹

 無意識に責任を取りたくないので、うまくいかないと「状況のせい・人のせい」にするために自分で選んで決めていないことにしています。しかし、残念なことに「状況のせい・人のせい」にすると、その出来事に最善を尽くすチャンスを失い、成長が滞ってしまいます。

 でも実際は、責任を積極的に取ると、人生に対して最善を尽くす力が増し、成長し、自分の望む人生が手に入りやすくなるのです。あなたが知ってる人で不都合な出来事に対しても、誤魔化さずに積極的に関わっていってる人はどうですか、信頼を得て、行動力があり、素敵な結果を出していませんか?

 

 ここでは、少し、「責任を取る=最善を尽くす」という定義で進めていきましょう。

 

(選び・決める)

 そして、他の民族より、自分で選んで決めることが苦手みたいです。なぜなら、選び・決めるということは、責任を取らされることつながっていると感じるみたいです 日本人の多くの人は、自分で選んで決めることを避けがちです。でも自分で決めなければ、人に決められて、させられ、奴隷みたいに生きざる負えなくなります。そのために、自分の人生に最善を尽くし難くなります。

  ・「あなたが選んだんでしょ」とか・・・・選び直せない圧力

  ・「あなたが選んだんですよね」とか・・・上手くいかなかったらあなたのせいよ

 なんとなく選び・決めるとロクなことが起きないイメージを持ち、いかにも私は選んで決めてない風に振る舞います。 

 しかし、実際は人生は自分でほとんど全てを決めています。例えば「トイレに行く・行かない」、「ご飯を食べる・食べない」、「どこで何を食べる」、「たくさん食べる・食べない」、「学校に行く・行かない」、「言われた通りする・しない」、実は全て自分で決めています。

 もし自分で選び・決めていることを明確に意識することが出来ると、もっと人生に最善を尽くす権利と決め直す権利を手に入れることが出来ます。なぜなら、自分が選んだことが明確なら選び直し、決め直せるから出す。是非、選び・決めていることをより意識してみてください

  

(被害者)

 ある人が人生には誰も被害者はいなくて、必要なことしか起きないんですと言われた時に、「エッ」と思ったことがありました。

 「昔、青信号を歩道の真ん中を目立つ格好で普通のスピードで歩き渡った時に、右折してきた車にはねられてのですが、私は被害者ではないのですか」と質問をしたことがありました。

 するとその方は、「なぜそのタイミングで信号を渡ったのですか?誰がそのタイミングを選ばれたのですか?」と聞かれました。

 そして、「私がそのタイミングを選び、はねられることを選びました」と言ってしまいました。

(例えば)

   「事故で半身不随」を相手のせいにしたらどうなんだろう?

    ・人生に前向きになりにくく、跳ねた人を恨んで暗く生きていきそうと思った

 

   「事故で半身不随」を自分が選び・決めて必要なこととして起きていることとしたらどうなんだろう?

    ・自ら選んで決めた結果なら、状況を受け入れ、責任を取るために最善を尽くそうと思った

 

 *自分で選び決めた結果に、最初は自分を責めるかもしれないが、責めても何も変わらないことに気づき、自分の人生に最善を尽くしたいと素直に思いやすくなるみたいです。

 被害者にならない人生とは、加害者を作らず、敵を作らず味方を増やし、自らを傷つけず、愛する人生です。

 

 

(プラスに受け取る)

 また、ある方が言っておられたことで、出来事を選ぶことは難しいが、出来事とどうか関わるのか、どう受け止めるかは自分で選べます。

 すごく素敵で面白い考え方だなーと思いました。一見マイナスの出来事も どう関わり、どう受け止め方を変えることによってプラスにも変える事が出来る。人生の可能性が広がる考え方だと思いました。これも自分の人生に最善を尽くす一つの方法だと感じました。

 実際に私の祖母が、右手首を骨折して手をパンパンに腫らし、指輪も切らざるおえない状況で田舎から上京してきました。

 祖母に私は「利き腕を骨折して本当に大変だね」と声をかけたら、祖母は私にニッコリして、こう言いました。「60年ぶりに家事から解放されて嬉しい」と、後遺症もなく早く治って帰郷しました。

 出来事が人を不幸・被害者にしてるわけではないんだと

 

【自分の人生に責任を取るために必要な筋力・精神力・行動力】

(責任を取る)

肩甲挙筋・・・・・・最善力・・・・出来事を引き受けようとする

菱形筋・・・・・・・希望力・・・・諦めずに希望を感じやすくなる

棘上筋・・・・・・・思考力・・・・発想力が増す

 

(選択・決断) 

後頸筋・・・・・・・主体力・・・・「~~したい」と感じる意識

前鋸筋・・・・・・・選択力・・・・本当に欲しいもの手に入れるときに作動する

腹直筋・・・・・・・決断力・・・・腹をくくる力

 

(被害者にならない)

大胸筋()・・・・・ハート防御力・・・ハートを言葉・態度・行為からハートを守る

内転筋・・・・・・・防御力・・・・人との距離を選ぶ

母小指対立筋・・・・エネルギー防御力・・エネルギーから自分を守る

僧帽筋(中下部)・・・許し力・・・・相手のマイナスの感情を理解する

 

(プラスに受け取る)

左上腕二頭筋・・・・愛(+)受け取り力・・・(+)を(+)として、(ー)をもプラスとして受け取る力

頭帽筋・・・・・・・光思考力・・・物事をプラスに思考する。価値・意味を見出す

大円筋・・・・・・・感動力・・・・思考・感性・行動を感動・喜びに変える

 

【自分の人生に責任を取ることを脅かす言葉】

 

   言葉                対応

「責任を取りなさい」       「現実に出来ることに対して、最善を尽くします。」

                *出来ないことには最善を尽くせない=無責任

 

「あなたが選んだんだしょ」    「はい、だから選び直します」

 

「あなたが選んだんだからね」   「はい、私が選んだのですからし最善を尽くします」

 

「私は被害者」          「加害者を作らず、味方を増やす」

 

「なんで私だけ」         「私だから、起きている。ピンチはチャンス」

 

 

 

 

自分の人生に起きたマイナスの出来事をプレゼントに変える】

 

①(-)出来事を自分のためにプレゼントに変えると気合を入れる(⇔気が萎える)→()転換力アップ

②(-)出来事を自分のために全て起きていると信じ対応する(⇔自分は対応できない)→自信アップ

③(-)出来事が起きたとき最善を尽くす肚を括る(⇔諦める)→希望アップ

④(-)出来事をチャンスとして転換し活用する(⇔自暴自棄)→成長アップ

 

【アファメーション(自己への宣言)を活用する】

アファーメーションという言葉をご存知ですか?日本語にすると「自分への宣言」というとわかり易いかも知れません。

 

 例えば、病気の人は「私は、毎日良くなり続けている」と毎日繰り返し宣言すると、心の(潜在意識)の考え方が変わり、実際に治るということです。

 

【アファメーション】

「私は自らの人生を瞬間瞬間自ら選び・決断し、最善を尽くし、味方を増やし、一見マイナスの出来事の中にも愛と喜びを見出し、日々、成長する自分を愛しています」

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